ブラックジャックとはインシュランスで有利になるものなのか?

今回は、ブラックジャックのINSURANCE(インシュランス)について詳しく説明していきます。

ブラックジャックの基本ルールは単純なものではありますが、しっかりとした戦略を駆使してゲームに挑むことで、勝率をグッと高めることができる奥が深いゲームです。

ブラックジャックには、基本となるアクション以外にも勝利を掴むためのオプションが用意されています。
今回紹介する「INSURANCE(インシュランス)」も、その中の一つです。

具体的にINSURANCEとは、どういったものなのか、どのようなシーンで使われるのかについて説明していきます。

ブラックジャックのINSURANCEは避けた方が良い

ブラックジャックのINSURANCEは避けた方が良い
結論からいうと、INSURANCEは避けた方が良いです。

なぜなら、稼ぎ額がプラスになるのは本戦で勝利したときだけです。

そもそも、INSURANCEとは「保険」という意味です。
そのため、あくまでも損失補填するためのアクションです。

相手がブラックジャックになる確率は30%ほどのため、INSURANCEしても70%と、高い確率で外すことになります。
そのため、損失補填目的でINSURANCEをすることに対しては、あまりメリットを感じられませんので控えた方が良いでしょう。

しかし、ベット額が大きくなるVIPルームでプレイする場合や、思い切って数十万~百万円ほどの大きな勝負に出た場合などは、INSURANCEを使うのも有りでしょう。
このように、臨機応変に使うのがベストですが、基本的にはINSURANCEは使わない方が得策だといえます。

そもそもブラックジャックのINSURANCEとは

そもそもブラックジャックのINSURANCEとは
ブラックジャックのINSURANCEとは、ディーラーのアップカードが「A」の場合に選べるアクションのことです。

アップカードが「A」の場合、ホールカードが「10・J・Q・K」なら最初の2枚でディーラーはブラックジャックが完成しているということになります。
この場合、プレイヤーのカードも「21」でない限り負けとなり、最初の賭け金が没収されます。

このように、不利な状況を避けるための「保険」としてINSURANCEというアクションが用意されています。

具体的には、ディーラーがブラックジャックになる可能性がある場合に選択し、最初に賭けた金額の半額を追加でベットします。
万が一、ディーラーがブラックジャックになったとしてもINSURANCEの予想は当たるため、INSURANCEした賭け金の3倍もの配当がもらえます。

INSURANCEの賭け金3倍というのは、最初の賭け金と同額なので、的中すればプラマイ0にすることができます。

考えられるINSURANCEのパターン5選

考えられるINSURANCEのパターン5選
ここからは、ブラックジャックで考えられるINSURANCEのパターンを5つ紹介していきます。

INSURANCEが的中して相手に負ける
相手がブラックジャックだった際、INSURANCEは的中となるため、3倍の配当がもらえます。

例えば、最初に10ドル賭けていたとします。
INSURANCEすると、賭け金の5ドルをINSURANCEにベットします。
そのため、この時点での合計ベット額は15ドルということです。

本戦では負けたため最初の賭け金10ドルは没収となります。
しかし、INSURANCEは的中しているため、ベットしていた5ドルの3倍の金額が戻ります。
つまり、INSURANCEの配当が15ドル、合計ベット額の15ドルとなるため、トータルすると損得なしという結果になります。

INSURANCEは外れたけど相手に勝つ
ディーラーのホールカードが10もしくは絵柄ではない際、ブラックジャックではないためINSURANCEの賭けには負けたこととなります。

そのため、INSURANCEの賭け金である5ドルは没収となりますが、本戦での勝負は続きます。
本戦でディーラーに勝利すれば、賭け金の10ドルと同じ金額の配当がもらえます。
とはいえ、INSURANCEの賭けで5ドルはマイナスになっているため、プラス分は5ドルとなります。

INSURANCEが外れた上に相手に負ける
考えられるINSURANCEのパターンで、このパターンが最もマイナスとなってしまうケースです。

INSURANCEが外れてしまい5ドル没収されるだけではなく、本戦でも相手に負けているため最初の賭け金である10ドルも没収されてしまいます。
つまり、合計で15ドルのマイナスとなってしまいます。

プレイヤーがブラックジャックで勝ち
本戦ではプレイヤーの勝利となるため、配当が15ドルもらえます。
一方、INSURANCEの方は賭けに負けているため5ドル没収されてしまいます。
つまり、合計で10ドルのプラスとなります。

プレイヤーも相手もブラックジャック
プレイヤーも相手もブラックジャックの場合、本戦では引き分けとなりますが、INSURANCEの賭けは的中しています。
そのため、トータルとして5ドルのプラスとなります。

ブラックジャックのINSURANCEについてのまとめ

いかがでしたでしょうか。

INSURANCEは、ディーラーがブラックジャックだった場合の保険になります。
しかし、ブラックジャックになる確率は30%と低いため、基本的には使わないほうが得策です。

とはいえ、状況によっては、INSURANCEを使うのも一つの手ですので、時と場合によってINSURANCEを使うかどうか見極めると良いでしょう。